
Befor-導入までの経緯
在宅復帰を目指す入所者様が安心して生活できる環境づくりの一環として、多床室におけるプライバシー確保と生活空間の充実が課題となっていました。
従来の多床室では、ベッド周囲の収納スペースが限られているため、衣類や日用品の整理がしづらく、入所者様がご自身で身の回りの管理を行う上で十分な環境とは言えませんでした。また、隣床からの視線が気になり、落ち着いて過ごせる個人空間の確保も求められていました。
そこで施設様から、「在宅生活に近い居住環境を整えながら、収納力とプライバシー性を向上させたい」とのご相談をいただき、間仕切り機能に加え、ロッカー・引き出し収納・大型収納を一体化した多機能間仕切り家具をご提案しました。

After-納入後の様子
2人部屋・4人部屋それぞれに多機能間仕切り家具を設置したことで、ベッド間の視線を適度に遮りながら、入所者様一人ひとりの生活空間を明確に区分できるようになりました。
家具にはロッカー、引き出し収納、観音扉付きの大型収納を備えており、衣類や日用品、趣味の品などを十分に収納できるため、入所者様ご自身で整理整頓しやすい環境を実現しています。身の回りの管理を行う機会が増えることで、自立した生活習慣の維持や生活リハビリにもつながっています。
また、間仕切り家具とカーテンを組み合わせることで、多床室でありながら個室に近いプライベート空間を確保。周囲を気にせずゆったりと過ごせる環境となり、精神的な安心感の向上にも寄与しています。
さらに、家具全体に丸みを持たせた優しいデザインと温かみのある木目調仕上げにより、病室らしさを感じさせない家庭的な雰囲気を演出。
収納力の向上、プライバシーの確保、生活空間の質の向上を同時に実現し、在宅復帰を支援する居住環境づくりに貢献しています。



